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2023年07月26日

最強・最悪の侵略的植物

沖縄でルアー釣りを始めた頃、山原に行く度に通っていた小河川。

ほんとに小さな川なのに色んな魚が釣れた。

メッキ、チヌ、テレピア、レディフィッシュ、ターポン、カースビー…

ホシマダラハゼを初めて釣ったのも、この川だった。

それが、いつ頃からか段々と釣れなくなり、久しく通っていなかった。

先日、スマホでYahooニュースを見ていたら、

「最強・最悪の侵略的植物」が列島侵略中…25都府県に拡大、稲作に影響も…との記事があり、その25都府県には沖縄も含まれていた。

その植物の画像を見た時、ピンときた。

釣れなくなり始めた頃に、なんか見たような気がする。

確かめる為、数年振りに行ってきた。

最強・最悪の侵略的植物

川の欄干に新しく立札が設置されており、その名前が…。

ナガエツルノゲイトウ

『元々はアクアリウム等観賞用に意図的に導入されたが、その後、野外逸出したと考えられる。

最強・最悪の侵略的植物とも言われ、水陸両生で暑さや乾燥にも強い。茎が折れやすく、ちぎれた部分から、どんな場所であっても広がる。刈り取っても地面に放置していたり、根の破片が僅かでも残っていれば、その場から再び繁茂する。

マット状に葉を広げていくため、川幅いっぱいに水面が覆われているところもある。

熱帯原産。短い時間に大繁殖して、作物を駆逐して農業に被害、池や川を覆って船の通行を妨げたり、水中に日光があたらなくなり微生物や魚などの水棲生物が死に絶えて漁業にも被害、そして、千切れた水草が排水口をふさいで、治水ができなくなると、深刻な被害をもたらす。』

この小河川でも、水面が殆ど覆われた場所や、

最強・最悪の侵略的植物

完全に覆われてしまった場所もあり、

最強・最悪の侵略的植物

変わり果てた姿になっていた。

又、所々で、テレピアと思われる魚が浮いているのを見た。

繁殖力、再生力が非常に強く、断片からも再生する為、現時点で速効性のある有効な駆除は極めて困難。

こんな完全体のセルのような植物が現実にいるとは。

もう、あの日は戻ってこないだろうな…。








Posted by NAGI at 22:45 │釣り