2017年10月27日
シケイダー系
夏にミキユーが釣れてからも、また会いたくなり、時間を見つけては、何回かヤンバルまで釣行するも、会えず。会えないと余計会いたくなる。やはり、恋の病に似ている…w トップ中心で攻めるけど、見切られている気がする。ルアーへの反応はある。が、バイトしない。サッと近づいて、サッと散る。マイクロなスプーンでも駄目。数少ない手持ちのルアー全部試したけど駄目。もう何をどうしていいか分からない。自分の腕の無さは勿論だが、ヤンバルの渓流は、数知れているし、ポイントも絞られるだろうから、どうしても叩かれてスレてくる。元々、警戒心の強い魚だし。内地の管釣り、エリアフィッシングのように、放流された魚をお金を払って釣りをするわけではない。自然のフィールドで無料で釣りをさせてもらっているわけだ。なので自分的には1匹でも釣れれば、感謝の念。善人ぶるわけではないけど。渓流でも紅葉が無い沖縄、時期的には晩秋に差し掛かるけど、蝉がまだ夏全開モードで鳴いていて、秋の気配は全くない。どうしても釣れないので、ルアーを買ってみた。蝉のルアー。今まで躊躇していたのは高かったから…w 投げてみる。モゾモゾと水面で動く。流れに沿って、モゾモゾとしたまま流されていく。羽も付いていて、造形もリアル。なんか釣れそうな気がする。何回か投げる。サッと近づく。が、バイトしない。世の中甘くないな。自分が釣り具メーカーに釣られたような気がするぜ…。更に何回か投げてみる。そのうち、羽の1つが、いつの間にか無くなってしまっていた。心軽く折れる。が、ここからが、本領発揮だった(と思いたい)。羽が1つ無くなった蝉は、若干バランスを崩しながら、水面でモゾモゾと動く。弱りきって、程なく、天寿を全うしそうな蝉。このイレギュラーなのかリアルなのか分からない動きに、ミキユーのスイッチが入ったらしい。水面シュッパッ。サイズは小さいが、久しぶりに会えた。
やっぱりキレイだな、ミキユーは。

やっぱりキレイだな、ミキユーは。
Posted by NAGI at 22:21
│釣り