ラストアイテム
余りに嬉しかったので、長文お許し下さい m(_ _)m 昨夜、土曜日の仕事後にナイトルアー短時間釣行。日曜日はチビの運動会&台風で釣りに行けそうにないので。去年の11月頃に、エサ釣りからルアーへ100%シフトして10ヶ月位になるけれど、その間、メッキ、イシミーバイ、カマス、ダツ、アオヤガラ、タチウオ、ヤイトハタ、クワガナー、ヤマトビー、オグロトラギス、エソ、カマスベラ、マーエー、オジサン、コチ、ツバメコノシロ、テンジクカレイ、アオリイカ、そして、シガヤーダコ…。自分の場合、ボウズの方が圧倒的に多いので決して大漁ではないけど、こうして書き出してみると、こんなに多種の魚を釣っていたのか(゚o゚;;と、自分でも驚く。この中で、エサ釣りでも釣れた事があるのは、クワガナーとヤマトビーだけだ。擬似餌恐るべし。そんな中で、どうしても釣りたくて、でも絶対に釣れなかった魚がいる。チヌだ。ネットか本か忘れたが、『チヌは何処にでもいる魚だが、誰にでも釣れる魚ではない』という言葉があった。そうか…と納得した。でも、素人なりに偉そうな事を言わせて貰えば、チヌは何処にでも居る魚ではないと思う。寧ろ、居る場所と居ない場所がはっきり分かれている気がする。その点、メッキはわりかし何処にでもいる魚だと思う。実際、色んな場所で釣れたし。ルアーでチヌを釣りたくて、朝昼夜。河口、漁港、サーフ、リーフ、河川。トップからボトムまで、凡ゆる手段で攻めたけど全て撃沈。ここ最近は、もう諦めて、メッキやカマスで遊んでました。比較的、良く釣れて楽しいし。そんな中での昨夜。満潮から下げ潮に入って1時間位の時間帯。大潮の干潮時には、干上がってしまう浅い砂泥地だ。以前、昼間1度だけ行って撃沈。ルアーは釣具屋の特価品コーナーに奇跡的にあった、ナミダくんMD。ロストが怖くて一度も投げたこと無かったです…w ナミダくんの凄い所は、フローティングのマイクロクランクでありながら、自重が4.8gあるので、それなりに飛距離がでること。そのナミダくんの潜水深度をより高めたのが、MD(モアダイブ)。ややリップが大きいので、根掛かりにも強い。思えば、チヌとの闘いは根掛かりとの闘いであった…。どうしても、ボトム中心になるので。ソフトルアーはオフセットフック。それでも、根掛かる。ウィードレスシンカーと組み合わせても根掛かる。最後の手段として、シマノのネガカリノタテを購入し、その日のうちにロストした時は釣りを辞めようかと思いました。ルアーは高いです。素人なりに偉そうな事をもう一度言わせて貰えば、沈む系のルアーは何をどう使っても根掛かる時は根掛かる。フックが引っ掛かるというより、ルアー自体がガレキや岩の隙間とかに、スポッと挟まってしまうのだと思う。トップでも駄目な時、根掛かりの確率を1%でも下げて、釣れる確率を1%でも上げたい。コレクションアイテムと化していたナミダくん。パッケージから開けてもいない。出番が来た。実投。ちっこいのに、ピューンと飛んで行く。フローティングなので、キャスト直後に根掛かりロストはない。ゆっくりゆっくり巻く。メッキやカマス狙いの時のように、ピュッピュッとトウイッチを入れながらリズミカルには引かない。とにかくゆっくりゆっくり巻く。コツコツと底やストラクチャーに接したら、少しポーズ。根掛かりしないよう浮上させる。そして、またゆっくりゆっくり巻く。底中心なので、何度もフックにゴミや藻が絡まるが、根掛かりはない。これで、根掛かったら、自分がナミダくんだ…w 何投か投げた時、ブルブルっと明確な魚の手応えが!軽く合わせを入れる。のった。浅いのですぐに水面に寄って来て、バシャバシャ暴れている。フェンス越しに、ぶっこ抜き。サイズは小さいがチヌだ。やっと釣れた……。RPGで、最後のアイテムをGETできた感じに似ている。黒というより銀色の魚体がとても綺麗。背ビレがカッコいい。ホントにありがとう。
釣れてくれて。
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