脱力系
リバータチを獲ってからの燃え尽き症候群も癒え、ぷらっと夕まづめに中部のA漁港へ。有名漁港は行かないとタチウオを始めた頃に書いたけど、いろんな場所で釣ってみたくなったのとハイプレッシャーな場所でも釣れるのか試したい気持ちが出てきたので。
平日で潮も良くないし、小雨も降っている。が、良さそうなポイントには、既に先客あり。流石だ…。車を停めて、漁港全体を見回して投げられそうなポイントへ入る。
バイブを使っていつものように広範囲をサーチするが、今日は少し試してみたい事が。使うルアーは一緒だけど、そのアクションの仕方。YouTubeでフィッシングギャングの梓さんのトゥイッチを見ていて思ったことがある。ロッドをとても軽く握っていて無駄な力が全く入っていないから、ルアーが生きているかのように動く。その究極が、あの鉛筆トゥイッチなのだろうと。自分には全く出来なかったです。バッティングにも似ていると思う。グリップは軽く握り、インパクトの瞬間に力を入れてヘッドを返す。イチローのバッティングフォームなんかは、そんな風に見える。釣りも、あたった瞬間に力を入れて合わせた方が合わせやすいし乗りやすい気がする。
自分なりの新しいアクションとして、ロッドは梓さんに習って、とても軽く握ります。そして、魚の尾ビレがしなやかに水を掴んで動いているようなイメージで手首を右左に軽くユラユラ動かしながらリーリング。ナチュラルにスピードを変えたり、ストップモーションを入れたりしながら、全ての動きを脱力系で。
釣行開始してから20分後位。突然、ガツとあたりあり。力を抜いていたので、合わせがいつに無くビシッと決まり、フッキング成功。タチウオの暴力的な引きは本当虜になる。ポンピングして寄せて、慎重にぶり抜き。
リバータチに継ぐ16本目。まだ刀狩りは飽きそうに無い。
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